30代男性　資格試験前の首肩の痛み改善

資格を取るために勉強をしていたからか、首と肩に痛みが出てきたため来院。

・試験勉強で下を向くことが多い

・6時間程勉強している

・こりが強くなると痛みが出る

・首を左右に回すと痛みが増す

・週末など疲れがたまると吐き気も出る

・頭痛もあり

初回施術

首全体と右肩に痛みが出ていた。

長時間同じ姿勢でいることで、筋肉に負荷がかかり痛みが出ていたことと、試験をひかえているストレスから、自律神経の乱れも考えられたため鍼施術をおこなった。

まずは鍼での全身施術をおこなうことで、自律神経のバランスを整えつつ、首肩の筋肉へのアプローチも同時にしていく。

施術後痛みは減っていた。

全身の施術は月に一度、首肩の筋肉へのアプローチは間があきすぎると効果が落ちるため週一回のペースでやっていく。

前回の施術から痛みは少し落ち着いていた。

日常生活での辛さも軽減していたため、当初の予定通り首肩の筋肉へのアプローチを鍼で継続していく。

また、お家でもケアがしっかりできるように体操も指導し、取り組んでもらう。

前日に痛みが増していた。

筋肉の硬さや張り感は取れてきていたが、まだ症状に波がある。

症状の左右差もみられ左側のほうが痛みが強い。

鍼に電気を流すパルスの施術も組み合わせているので、左の僧帽筋をメインにアプローチを行った。

忙しくアイシングができていないとのことだったので、改めてアイシングの指導もした。

痛みは減っていた。

ただ、週末など疲労がたまってくるとたまに吐き気が出てくるとのこと。

経過は悪くないが痛みはまだあるため施術を継続しつつ、次回は全身での鍼施術をおこなう。

当初は首と肩に痛みがあったが、初回から約一か月経ち、首の痛みは改善した。

今回は全身の鍼施術を行った。

お家でのセルフケアも改めてお伝えし、痛みがぶり返さないよう取り組んでいただく。

コリや張り感が少し残る程度で痛みは改善した。

試験前に痛みの改善をしたかったことと、二日後に試験があることを踏まえ、週一回のペースの施術は終了する。

一か月後に一度、経過確認のため来ていただくことにした。

前回施術から一か月経ち、コリは少しあったが痛みは出ておらず経過は良好だった。

セルフケアで今後も維持していけると判断したため、定期的な通院せず施術を終了することにした。