60代男性　肘の痛み

10日前にゴルフをした際に痛みが出た。

その後もふとした時に痛みが出るため来院。

・左肘の外側に痛みが出る

・しぼるような動作で痛い

・10日前のゴルフでクラブを振り切った時に痛みが発生した

・以前五十肩だったところも痛みが出ている

10日前にゴルフに行った際に左肘を痛めた。

その後様子を見ていたがふとした時に痛みが出ることが続いている。

しぼるような動作で痛みが出ることが多いが、決まった動作で痛みが出るわけではない。

肘だけでなく以前五十肩だった左肩にも痛みが出ていた。

まずは筋肉のバランスを整えるため、筋肉のこりや張り感をとる施術をおこなった。

今回の痛みの原因は、骨盤や背骨の歪みからうまく身体が使えていないことで肘への負担が大きくなったことによるものだと考えられた。

そのためローラーを用いた矯正と肘関節の動きを改善する施術をおこなった。

初回の時から痛みはまだ変わらず。

症状の経過を追いながら前回と同様の施術を継続する。

痛みの変化が乏しかったため、一度鍼施術を入れた。

より深部の筋肉にアプローチをするのと痛みをより早く改善するのを目的にやった。

鍼施術後、肩の痛みは減ったものの肘の痛みの変化はその場では著変なし。

ローラーを用いた施術をメインに続けつつ肘の痛みが下がらないようなら、また鍼を組み合わせていく。

痛みの強さはあまり変わっていなかったが、以前よりも握れるようになってきており、少しずつ本人の感覚としても変化が出ていた。

年末年始で次回の来院が空くため、お家で出来る体操を再度復習して、取り組んでもらうよう伝えた。

肩はふとした時に痛みが出る。

肘は張り感と圧迫感があるが、痛みはあまり出なくなっていた。

月末にゴルフに行くのでそこでの経過を見て今後の施術を再度検討する。

肩の痛みは外側に腕を挙げたときに出る。

肘の痛みは二回ゴルフ行ったが出なかった。

当初の肘の痛みはかなり改善されてきた。

改めて体操指導をして、より肩のほうから良くできるようにアプローチをしていく。

十五回目の施術から肩の痛みも消失した。

その後ゴルフの頻度も増やしたが、張り感が少し残る程度で痛みは改善。

歪みのほうも初回のときよりも改善していた。

経過も良好で、体操などセルフケアも取り組めていたため通院を終了した。